こんにちは。
スロウファストラボ.のKT(ケイティー)です。
前回までの
で色々なスプールを調べていく中で
ZPI製のNRC001シリーズが
かなり軽量な事がわかりました。
軽い→スプールレスポンスがいい
ということで
ベイトフィネス機の代用ができるのでは?
と感じたわけです。
では実際のベイトフィネス機の
スプールはどんな感じなのか。
ダイワのSS AIRを所持していますので
ちょっと調べてみました。
というわけで
ダイワのスプール調べてみた!
番外編
ダイワ SS AIR編
行ってみましょう。
リールの詳細はダイワホームページを
ご覧ください。
初めに外観から見ていきましょう。
素材:G1ジュラルミン
ブレーキシステム:エアブレーキ
ベアリングサイズ:1130
素材はダイワのベイトリール上位機種で
使用されているG1ジュラルミン。
ブレーキはSVスプールと同じ
エアブレーキシステムです。
スプール本体にブランキングをすることで
軽量化と慣性モーメントを減少しよう
という意図が見えます。
重量を測ってみましょう。
9.4g(ベアリング込み)
NRC001Mに対しプラス約2gですが
ブレーキシステムが違うので比較が難しいです。
同じブレーキシステムの
RCS SV 1012G1より
約2g軽くなっています。
スプール最深部を測ってみます。
SS AIRは中央に深めの溝がありますので
そこを避けて測りました。
26.3mm
NRC001Mで24.2mm(平均値)
RCS SV1012G1で23.9mm
でしたのでかなり大きいです。
SS AIRはスプール系が32mmですので
スプールの深さは
2.85mm
NRC001Mで4.9mm
RCS SV1012G1で5.05mm
でしたのでかなり浅めになっています。
設計上の使用想定ラインの太さが違うので
当然ではありますが…
SS AIRとNRC001Mを
比較するために撮影した写真が
こちら。
SS AIRはエアブレーキシステムなので
ローターが動きます。
静止状態ではSS AIRのほうが
インダクトローラーはスプールから
はみ出している部分が少ないですね。
スプールの回転方向への加速度が弱いと
かなりブレーキは弱くなることが想定されます。
SSAIRのインダクトローラーが
MAXに出たい状態が
NRC001Mのインダクトローラーの位置と
ほぼ同じのに見えます。
このような構造から軽量ルアーを
ピッチングなどする際に
急激に回転数を上げないように
キャストする場合はSS AIRのほうが
向いていると想定できます。
NRC001Mの方は回転方向の
加速度が小さい場合
おそらくSSAIRよりも
ブレーキがかかる設計に
なっているのではと思います。
少し早めの振り抜きで
回転レスポンスを生かすように
使用するほうがいいかもしれません。
あくまで素人の考察ですが
そのようなイメージが湧きました。
実際にはフィールドで比較するのが
良いのでしょうね。
以上でダイワのスプール調べてみた!
番外編
SSAIR編
終了致します。